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【サ活】奥洞爺俱楽部

キャンプ場とサウナ……禁断の組み合わせです

目次

奥洞爺倶楽部

奥洞爺俱楽部

 TEL:0142-82-9940
 住所:北海道有珠郡壮瞥町仲洞爺51-2
  チェックイン :15:00から
  チェックアウト:10:00まで
   利用料金  :8,000円~ 12,000/ 名(季節・曜日によって変動)
   サウナ利用料:60分/3,800円(1グループ)
   温泉利用料 ;60分/1,000円x人数

5月になりました。

北海道は20度超えの日が続いたかと思えば、突然一桁台の気温になってみたりと、安定しない気候です。

そんな中、20度前後という絶好の気温の中、キャンプ場に赴きました。
場所は洞爺に存在する「奥洞爺倶楽部」。

ここに決めた理由。
それは何を隠そう「サウナが存在するキャンプ場」だからです!

キャンプ場

洞爺湖沿いの路から坂を上っていくと、駐車場があります。
写真は、その駐車場をさらに上に行った先にある入口です。

管理事務所のプレハブはこちらにありますので、まずは「車で受付へ→車で道を下って駐車場へ」
という流れがいいかもしれません。

こちらでは、感じの良い管理人さんが対応してくれます。

キャンプ場からの眺望です。

写真ではさえぎられてしまっていますが、洞爺湖全体を視界に収められ、
中島もそのすべてがバランスよく映ります。
ここまでの眺めを堪能できるキャンプ場は、そうそう無いのではないでしょうか。

宿泊施設

今回、私たちはこのプレハブの施設に宿泊しました。
この建物が6棟、キャンプ場に並んでいます(ファミリー向けのログハウスも存在し、
そちらにはキッチンが備え付けられているようです)。

とても綺麗な外見をしていますが、驚くべきはその内部。
ビックリするくらい、いろいろなものが揃えられています。

 ・マットレス(シングル×2、キングサイズ×1 計4名宿泊可能)
 ・洗面台
 ・トイレ
 ・冷蔵庫
 ・シャワー
 ・ドライヤー
 ・タオル(バス・フェイスどちらも)
 ・歯ブラシセット
 ・各種ライト etc…

通常のホテルと何ら変わらない設備が備えられていて、
一切の不自由がありませんでした。(TVはありませんが、逆によかったかもしれません)

何より、個室のため、夜が静かなのが最高です!

また、「奥洞爺倶楽部」では、料理は一切提供されません。(夜のみ別料金でジンギスカンセットを購入可。要予約)
基本的には各々で好きなものを持ち込んで自由に楽しんで欲しいというコンセプトのようです。

ちなみにBBQグリルセットのレンタル(別途¥3,800)も可能でコンロ、網、炭、炭ばさみ、着火剤、チャッカマン、椅子、テーブルがついています。鉄板、箸、皿、コップは含まれていないので注意が必要です!

私はグランピングの経験はないのですが、本来グランピングとは、料理までシェフが作り、
バーベキューの肉もコースに含まれているというイメージです。

となれば、ここで体験できるのは通常のキャンプとグランピング、その中間から
ややグランピング寄りのものといった印象ですね。
「豪華で便利なコテージ泊」が表現として適当かも。

余談ですが、聞くとこの奥洞爺倶楽部、元は本州のハウスメーカーさんによる
設計・建築によるものとの事。
利用者の利便性を考えつくした、立派なつくりにも納得です。

サウナ

さぁ、一番の目的である、サウナへ。

今回は浴場併設ではないので、たくさん写真撮影ができました!

まず外見。
御覧のとおり、プレハブ一棟にウッドデッキを増設したかたちです。
シンプルなつくりでとても美しいと感じます。

木の柱が枠として組み上げられているのは、カーテンか何かを設置しようとした名残かな。
下段は白木でブラインドが組まれ、前方から見えにくい構造になっています。

さすがに下にいる人からは見えてしまうとは思いますが、このサウナは水着の着用必須のため、
そのまま外へ飛び出したりしない限り、問題はないでしょう。

プレハブのつくりは、外がととのいスペース。
内部は入ってすぐの部屋が前室となっていて、サンダルなどが設置された脱衣所になっています。

いざ、中へ。

3人ほどがゆったりと座れる席。
窓からは洞爺湖が一望でき、大自然を視界に捉えながらのサ活を楽しめます!

私たちはまだ日が昇っている時間に入りましたが、夜空を眺めながらというのも
また風情がありそうですね。

サウナストーンは、二畳ほどの個室サウナでよく見るタイプで、
セルフロウリュしながら高温を保っていきます。

ただ、下段はちょっと温度が低いので、上段に座ることをオススメします。
上段と下段では、体感温度がかなり違いました。

私としては上段の温度がかなり好きな温度(90度くらい?)でしたので、
熱めが好みの方はどんどんロウリュしていきましょう!

外のととのいスペースには、コールマンのインフィニティチェアが2脚。
やはり、ととのい椅子といえばコレですね!

空をゆったりと仰ぎながら、全身に染み渡る外気浴を堪能できました。
山から吹き下ろすそよ風が、何とも心地よく……

そして特筆すべきは、水風呂。

なんと「ウイスキー樽を半分に切ったもの」を使用するという、
あまりにもストロングスタイルな様式です!

この樽にシャワーから冷水を溜め、かけ流しの様式をとっています。

冬場に積もった雪の影響か、現在は樽の木がささくれ立っていて危ないので、
脱衣所にあるサンダルを履いた上で入浴することをオススメします。

水温は15度前後でしょうか。
樽がふたつあるため、シャワーを入れていない片方の水温が上がりやすいかもしれません。

開けた空の下、「樽の水風呂に浸かる」という非日常。
ぜひ体験してみてください!

注意点

・サウナまでの道のり
 サウナが独立しているため、どうしても
 「宿泊するプレハブでシャワー→半裸でサウナに移動→半裸でプレハブまで戻る」という動きになります。
 構造上難しいのでしょうが、サウナの前室にシャワーなどが備え付けられていれば、
 着替えなどもできて一室で完結するのではないか、と感じました。

総評

・荷物のいらない、楽なキャンプ!
 持っていくものは食材だけ。
 テント設営も必要なく、ホテルに宿泊しているようでした。
 一人で宿泊しPCを持っていって、ワーケーションの場として利用するのも良いかも。

・大自然の中で洞爺湖全景を捉え「ととのい」を堪能できるサウナ
 ここまで眺めのよいサウナを私は知りません。
 とにかく、ここからの眺望はぜひ体験してほしいです!

それと今回の旅では、洞爺で出会った人たちが本当にいい人ばかりでした。

特にこの「奥洞爺倶楽部」の管理人さんには、とても気さくに周辺の事や、
キャンプ場の背景を教えていただき、大変楽しい時間を過ごさせていただきました。

「2年後にはいないかも」なんて仰ってましたが、是非ともずっと続けてほしいですね。

また、これからも貸し出す家屋を増やしたりと、いろいろな事を予定しているらしいので、
一度きりではなく何度も訪れたいと思える、とても素敵なキャンプ場でした!

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この記事を書いた人

二児の父
人生の折り返し地点に立ち
自分の生き方を見直し独立開業・ブログの開設に挑戦
日々の暮らしの何気ない事から趣味・グルメの備忘録として
運営を考えています

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